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Now I 'm uplaoding my euro tour.Copy Left.
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●《バルベリーニ宮》(国立絵画館)
四つ辻の泉までもどって、下り坂の途中の《バルベリーニ宮》へ。 これも設計はボッロミーニだ。 エントランスの階段などが特徴的。 ローマの美術館は幾つかあるわけだが、 収蔵品はどこも大したことはない。 ヴァチカンが独占しているのだろう。 だが、ここにはカラヴァッジョが2点あった。 どちらも大変興味深かったが、うち1点の《ナルシス》は、 以前、目黒の庭園美術館での「カラヴァッジョ展」でみたことがあった。 これにかぎらず、いままで、この10年くらい、日本の展覧会で出会うことのできた名画に、 ロンドンでパリで、そしてローマで再会する喜びというのは、なんともいえないものがあった。 それは、この10年のぼくの美術行脚の旅でもあり、その作品にとっても旅である。 かつてみた名画を、もともとの場所で、最もすわりのいい状態でみる時、 「芸術のふるさと」に還ってきた、というような、ちょっと不思議な気分になるのだった。 ここにも実習でやって来ていた女子校生の団体がいたんだが、 ローマの女子校生はものすごくきれいでセクシーだった。 ぼくもそうだったが、高校生くらいは一番しんどいのか、 展示室のソファーにねそべって、天井画をみてた。 じつに贅沢な鑑賞スタイルではある。
同じ通りだが、もどって、サン・カルロ・アッレ・クアトロ・フォンターネから
先へまた100mほど歩く。 もうひとつ、ベルニーニがやった小さな教会があるのだ。 ●ベルニーニ《サンタ・マリア・デッラ・ヴィトリア》 ロンドンの《ウェストミンスター》で感じたのと同じような、 ガクンと膝にくる衝撃をうけた。 「よりにもよって」ベルニーニの建築でこれほどの衝撃を受けるとは! 自分でも意外だったが、旅はこうでないといけない。 けっして大きくもなく、天井もそれほど高くない条件のなかで、 そこらじゅうに天使が飛び回っている。 やや装飾過多だが、ぼくはこんなバロックの教会を求めていたのかもしれないと思い、 ここにも3回通った。今回のグランドツアーで、忘れがたい建築になった。 ローマ観光で、この教会を外すことはできない。 1回目にいったときは、修学旅行の女の子たちが、 お祈りのポーズで記念撮影してたのが、とても可愛らしかった。 |
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