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現在、ヨーロッパ旅行紀を更新中。 記事内の画像の扱いについて。 管理者撮影分については、コピー、二次使用、無断使用等は自由です。 Now I 'm uplaoding my euro tour.Copy Left.
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朝食のためにGrand Floorへ。エレベーターがしゃべってる。
コーヒーを入れてもらったら、ヒッタヒタに注いでくれた。これがヨーロッパ式かもと思ったが、ウェイトレスさんミスった顔してた。イギリス人はブレックファーストをしっかり摂るらしいからそれに従おう。
とはいえ、ゆっくりしているわけにはいかねえ。外へ、さらに外へでるのだ。
tubeの最寄り駅 old street駅に通じる大通りにでる。
おー、いいじゃんいいじゃん、かっこいい建物あんじゃん。
うーん、これなんかとっても可愛らしい集合住宅。
 
ここは毎日通ってて、何日目か、光の状態が一番よかったときに撮ったもの。

そしてやっと駅。あっそぶぞー。
エッ?入り口に女の子がうずくまっている。なにがあったのだ?
お母さんが息子に、「近寄っちゃダメでしょ」とかいっている。
ああ、この子はホームレスなのか。
とりあえず50ペンスくらい缶々に入れたら、力なく「thank you」といった。
何人だろうか。西アジア(ウクライナとかカザフとか)っぽい骨っぽい顔立ちだった。
実は、この後、どこの都市に行っても女性のホームレスをみかけることになる。
すごい大通りに地べたに座って、どうみても20代の女の子が赤ちゃんにおっぱいをあげたりしていて、あれはたまらない。「何でも見てやろう」と思って行ってるわけで、要領良くオプティミスティックな面だけを見てくる呑気な観光旅行にするつもりなど毛頭なかったので、そのたびにペンスやセントが無くなっていったのだった。
あと、よくホテルの朝食には、あれなんていうのかな、袋入りのパンとビスケットの中間みたいな食べ物があるが、あれをポケットにいれて外にでることにしていた。赤ちゃんはこっちの方がよろこんでたようだった。これは万国のツーリストに推薦できるやりかたである。
がしかし、どのブログをみても、こうしたことは一切書かれていない。いったい何を見てきたんだろう。いままでの日本人旅行者は何をやってきたのだ!このエコノミックアニマルは!!

さて、DAY TRAVEL CARDを駆使してtubeを乗りたおすのがやはり貧乏人のロンドン見物者には一番経済的ではなかろうか。ちなみに、地下鉄の切符は4pound。バスは1pound。黒タクシー(一度くらい乗っとくんだった)は初乗り2pound。ロンドンの地下鉄、気をつけないと非常に高い乗り物である。しかし、なぜか1日パスだと5.5pound。不思議だ。これでバス(赤いダブルデッカー)にも乗れちゃう。

はじめは戸惑う。地下鉄網の複雑さは東京並だし英語。でも5日もいたら後半は余裕だった。しかし人の多さは東京の比ではない。あと、1日1回は止まったり遅れたり。
そういえば、Londonと東京は似ているとか、「ヨーロッパの中でロンドンだけはあまり外国という気がしない」(松田達の日記http://www.cybermetric.org/jacques_ta2/より)とか言われるが、
東京がイギリスの都市計画の理論をそのまんまもってきて設計されたわけだから、似ているのはそりゃ当たり前というものだ。左通行とかね。

●《ウェストミンスター宮殿 the Palace of  Westmindter》

路線図の塗り分けられた色彩だけを手がかりに、迷いに迷いつつ(大きいターミナル駅での接続より、2線くらいが交わってる駅での乗り換えをすすめる)、westminster駅へ。地上へ出るとあまりにもクリシェなあの「ビッグベン」。しかし、こうも真下で見上げるとさすがに鳥肌ものである(鐘の音はショボいんだけど。対照的にフィレンツェの《サンタ・マリア・デル・フィオーレ》の鐘は町中に響いていた。まあ、町が小さいということもあるが)。この国会議事堂、正式には《ウェストミンスター宮殿》は、『王子とこじき』の舞台だ。美術史の教科書にもゴシックリヴァイヴァルの代表作として登場してくる。この建築の面白さは、平たくいえば、テムズ河沿いにマッスが水平的にのびつつ、縦に小さなとんがりがいくつも立ってるところだろう。絵葉書でみなれているはずだが、ここにしかない建築である。もう少しはなれれば新しくできた観覧車《ロンドン・アイ》もフレームに収まるから、修学旅行生の記念撮影もそれはそれはヒートするのだった。
(つづく)


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