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現在、ヨーロッパ旅行紀を更新中。 記事内の画像の扱いについて。 管理者撮影分については、コピー、二次使用、無断使用等は自由です。 Now I 'm uplaoding my euro tour.Copy Left.
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●《セント・ポール寺院 St.Paul's Cathedral》

3日目。
駅には、昨日のあの娘はいなかった。
やれやれ、どこか寝床あったのだろうか。けど、ねぜかちょっと寂しい。
地下鉄でセント・ポール駅へ。
しかし、パリのメトロでも見かけたが、ヨーロッパではふつうなのか、
地下鉄に飼い犬を乗せてくる。この日も、でっかい犬が電車に向かって吼えていた。
地上にでると、大聖堂のドームがもう見えている。天才クリストファー・レン(1632-1723)による《セント・ポール寺院》である。ちょうど裏側にでたようだ。
建築写真で見ていたのは、正面からバシッと撮られてるもの(*)だったのだが、
そんなポイントどこにもない。前面にもっと余裕があるものと思い込んでいたが、ここは「シティー」である。
道幅も広くなく両側にも建物がせまっていおり、それがフレームに入ってくる。もちろん三脚もワイドレンズもない。しかも、正面階段は修学旅行生に占拠されているので、静かな裏庭をいれて撮影した。だが、ぜひ、ファサード側から双塔の間からドームが聳える圧巻を仰ぎたい。それにしても、この双塔は、へんだ。高すぎる。バロックの影響か。
しかし、内部はわりとあっさりしたもので、昨日みたカトリック系の《ウェストミンスター》の衝撃には及ばなかった。

(*)たとえば、地味な本だが、『建築史』(市ヶ谷出版社、p.194)の図版など、ほとんど空中写真だ。

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