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現在、ヨーロッパ旅行紀を更新中。 記事内の画像の扱いについて。 管理者撮影分については、コピー、二次使用、無断使用等は自由です。 Now I 'm uplaoding my euro tour.Copy Left.
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かなりしんどかったから、早目にホテルに帰るつもりだった。
けれど、ちょっとお腹がすいてきたので、
ソーホーのチャイナタウンにいってみた。
インド料理でも食べようかと思ったが、ベトナム料理があって、
「そりゃその方がヘルシーだろ」と思って入った。
ところが完全にインテリアは中華である。
従業員も中国系じゃないか。
名前忘れたがあのベトナム料理屋はニセモノである。
だが、生春巻き(ものすごいデカイ)、カレーうどん、チキンなど
意外にうまかった。
アルコールは控えるつもりだったのだが、店員が、ぼくの好きなシンガポールのタイガービールのTシャツを着てたので、
「Do you have tiger beer?」ときくと、あるというから頼んだら、
ベトナムビールがでてきた。
「こ、このようなものは、代表的なベトナムビールである!」
味も、日本のビールとほとんどいっしょだった。

店をでると、あいかわらずすごい人だった。
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とにかく地下鉄の駅にたどり着かないといけないので、
そのことしか考えてなかった。
《ロンドン塔》は行く予定なかったが、
そんな乗り換えの途中、偶然みれた。
 
まだホテルには着かない。
●《テート・モダン tate modern》 

《テート・ギャラリー》のコレクションのうち、近・現代のものをうつすために計画された美術館。
国際コンペでヘルツォーク&ド・ムーロンが勝ち取ったものだが、
第2次選考までは日本の安藤忠雄も残っていた。
しかしヒヤリングの当日阪神淡路大震災が発生し、
関西の作品が心配になった安藤はコンペをけって日本に飛んで帰り、
翌日にはカブを手配し神戸入りした、というレジェンドもある。

それにしても、このプロジェクトの力の入り方は、ここの7Fのカフェから外を眺めて実感できた。



敷地は、テムズ河を挟んで、対岸の英国国教会の総本山セント・ポール寺院と対蹠する。
その2点をフォスター設計の《ミレニアム・ブリッジ》がつなぐ。
今の大聖堂は1666年ロンドン大火後の再建だが、教会はこの敷地に604年からある。
その由緒あるメルクマールと、20世紀の最後にオープンする、英国がこれまでコレクションした美術を収蔵・展示する美術館を、「二千年紀」と名づけられた橋でつなげるわけだから。
さらにいえば、夜ライトアップされるとこの建物は光が十字架形に浮かび上がる。二重に教会にオマージュされるのだ。

展示で一番感動したのは、ミニマリル・アートのエリアだ。
無意識のうちにカメラをかまえて、係員に注意されたほど。
それにしても、ダン・フレイヴィンからドナルド・ジャットにいたるシークエンスは圧巻である。
とりわけジャッドの部屋。
だれがみてもここだろうという、ほんとうにすばらしい展示室がある。
ヘルツォークのミニマルな空間ともピッタリで、あそこに行くだけでも価値はあるだろう。

ただ、ぼくの足はここにきて限界だった。
さすがにしんどかった。
カフェや前の広場で休んでも回復せず、ミレニアム・ブリッジはよろよろしながら渡ったと思うが、あまり記憶がない。が、それでも、とにかく、よろよろと歩くしかないのだった。
この日、一番行きたかったのは、《テート・モダン》である。
こんなかんじの工業地帯のなかにある。
画面左奥の茶色い建物。
元発電所 。
中心部にもどる途中、キャナリーワーフ駅で途中下車。
ここはお台場みたいなところだろう。
高層ビルがいろいろあったが、勉強不足。
この地下鉄駅前のあたりが一番ティピカルかなと思って撮影。 


画面右下の「キャナリーワーフ駅」はフォスターの設計。
余談だが、フォスター事務所はどこかに買収されるらしい。
ついに、設計事務所も投資の対象になる時代か。
画面左のビルは、最近買収された「ロイター」。
この前ニュース映像みてたら。「あれ、ここみたことある」と思って、
自分のとった写真を見返して、撮った後から自分が撮ったものを理解した。
虚脱感に襲われるほど広く、トイレにたどり着くのも一苦労だったので、
ここもすぐ去った。


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