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現在、ヨーロッパ旅行紀を更新中。 記事内の画像の扱いについて。 管理者撮影分については、コピー、二次使用、無断使用等は自由です。 Now I 'm uplaoding my euro tour.Copy Left.
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●《テート・モダン tate modern》 

《テート・ギャラリー》のコレクションのうち、近・現代のものをうつすために計画された美術館。
国際コンペでヘルツォーク&ド・ムーロンが勝ち取ったものだが、
第2次選考までは日本の安藤忠雄も残っていた。
しかしヒヤリングの当日阪神淡路大震災が発生し、
関西の作品が心配になった安藤はコンペをけって日本に飛んで帰り、
翌日にはカブを手配し神戸入りした、というレジェンドもある。

それにしても、このプロジェクトの力の入り方は、ここの7Fのカフェから外を眺めて実感できた。



敷地は、テムズ河を挟んで、対岸の英国国教会の総本山セント・ポール寺院と対蹠する。
その2点をフォスター設計の《ミレニアム・ブリッジ》がつなぐ。
今の大聖堂は1666年ロンドン大火後の再建だが、教会はこの敷地に604年からある。
その由緒あるメルクマールと、20世紀の最後にオープンする、英国がこれまでコレクションした美術を収蔵・展示する美術館を、「二千年紀」と名づけられた橋でつなげるわけだから。
さらにいえば、夜ライトアップされるとこの建物は光が十字架形に浮かび上がる。二重に教会にオマージュされるのだ。

展示で一番感動したのは、ミニマリル・アートのエリアだ。
無意識のうちにカメラをかまえて、係員に注意されたほど。
それにしても、ダン・フレイヴィンからドナルド・ジャットにいたるシークエンスは圧巻である。
とりわけジャッドの部屋。
だれがみてもここだろうという、ほんとうにすばらしい展示室がある。
ヘルツォークのミニマルな空間ともピッタリで、あそこに行くだけでも価値はあるだろう。

ただ、ぼくの足はここにきて限界だった。
さすがにしんどかった。
カフェや前の広場で休んでも回復せず、ミレニアム・ブリッジはよろよろしながら渡ったと思うが、あまり記憶がない。が、それでも、とにかく、よろよろと歩くしかないのだった。
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